新年を迎え、新たな気持ちで、さわやかな気分で、本日は記事を書いていきます。
昨年は地価の上昇が鮮明になった年でしたね。特に関東圏ではその勢いに目を見張るものがありましたね。関西圏では顕著といえるのはビジネス街の中心部とその周辺部だけでした。一方郊外は上値は重いように思います。実需の取引も着実に増えてきていますが、中心はマンションデベロッパーです。マンションが売れていけば土地値も上昇するでしょうが、これから出るマンションは1年前より10%~20%UPぐらいの価額になると思われます。購入希望者の給与は上がっていませんし、金利もじわじわ上昇傾向、そうしますと売れにくくなるという見方もできます。収益物件の利回りも全体的には下がってきています。地価の上昇に家賃がついていっていないのです。そうしますと今年の地価の傾向はどうかといいますと、上昇へと出遅れているところはまだこれから上がりますが、上がりが鮮明であったところは横ばい、家賃が上昇に転じないときに金利上昇がはっきりしてきましたら、価額は調整段階に入っていくかもと思っています。これは関西圏での話です。関東圏はまだ上昇する気配を感じます。東京一極集中型地価上昇は今年も続くと見ています。皆さんはどんな風にみておられますか?
今年も「和合実の不動産グルメ日記」をよろしくお願い致します。 和合 実