最近になって、大型物件に驚くような価額を聞くことがあります。それは、足し算では出ない数字です。例を言うなら、「５＋５＝３」という感じです。それでも、グロス金額は大きいので、買手不在の中では
仕方のない数字なのかもしれません。
この手の物件には、問題点として共通事項があります。そこを解消できる人が購入対象者になります。安いからだけ買っては、その後の維持はむずかしいのです。
うまくいきますと、いい買物ではあります。でも簡単に飛びつくわけには行きません。資力・資産背景・行動力・企画力が伴って、初めて思惑通りの結果を出せることだからです。
いい話には、落とし穴もあります。そこに落ちないように慎重に判断しないといけないのが、この手の物件です。 和合実
