最近、訳あり物件も出てきています。どんな訳かと言いますと、一番は決算対策です。9月中ならこの価額でOKとか、契約は9月でも決済は来年とか、個人顧客
限定とか、他物件が売れたらこの価額でとか、現金客オンリーとかです。
条件が付くほど、売りにくいものですから、その分値段は安くなっています。その条件に対応できる人がチャンスを掴めます。
通常、価額は根拠があって付いているものです。その事情を考慮しない無茶な指値は通りませんし、信頼を損ねることにもなり得ます。価額は自ら算定できるようになりますと、不動産を見る目ができたということになります。
そういう目を持てるような経験を積むことが、不動産を楽しむことにつながるのではと思っています。 和合実