無農薬でリンゴ栽培をされている木村秋則さんのお話です。この方は、テレビ等でも紹介された無農薬栽培の第一人者です。不可能と思われていた リンゴの無農薬栽培に挑戦し、１０年以上の試行錯誤を経て、やっと成功されたのです。言葉では言い表せない苦労をされたことだと思います。
木村さんの著書で、リンゴの木に話しかけられた場面があるのですが、リンゴの木も疲弊し、枯れてもおかしくない状態のとき、話しかけた木は生き残り、周りの目を気にしてためらい、そうしなかったところの木々は枯れてしまったようです。木村さんは自分のためらいを恥じておられました。すばらしい人ですね。
犬等の動物になら、人間の感情も伝わると思えるのですが、木にも伝わるのかと素直に感動しました。
人間関係においてもここは非常に大事なことですね。愛情、思いやり、感謝の気持ちを素直に表現するのに遠慮はいらないということかと思います。この素直になるというのがむずかしことかもしれませんが、素直になれる自分になりたいものです。。 和合実
