不動産売買では、売主買主の希望価額が離れていて詰め切れそうにない話でも、視点を変えて、こうすればいいとアイデアを出せば まとまる話へと導くことができるケースがあります。
このとき重要なことは、売主、買主共に、何にこだわっているか、一番大事に思っていることは何かを知ることです。
詰め方論は、私のノウハウでもありますから言えませんが、一口で言うなら、なるほどと思えるような話ができるかどうかです。決してどちらかに無理を強要したり、言い分を否定したりするのではありません。理解してもらうのです。
これができるのは、売主買主両方を知っている場合でないとうまくいきません。信頼関係が必要だからです。
個人間取引では、一方だけが損をするような取引は、まとまらないケースが多いような気がします。互いによかったと思える取引が一番です。
顧客ニーズに応えるためにも、いつも打てば響くコンサルタントでありたいと思っています。 和合実