いくらならこの土地が売れるか、ということを考えるとき、反対にいくらならこの土地が買えるかという視点で考える必要があります。 売買は、売り手、買い手の両方が金額に合意しないと成立しません。買い手が複数いるときは、活用方法によっても金額は変わってきます。
同じ活用法でも、プランの入れ方や活用コストによっても土地代は変わります。
そのとき、売主はできるだけ高く売りたい、買主は安く買いたいと思いますが、欲を出しすぎるとまとまりません。必ず妥協点というのはあるものです。合意に達した金額が売買金額となります。
また、売主も買主も、互いの仲介業者も、相手を思いやることが気持ちのいい取引となります。いい取引をすると、次につながります。そのように私は感じています。 和合実