商売をしている人で、昔ながらのスタイルを守っているから、ビジネスが成り立っているというところと、反対に昔ながらのスタイルのため 衰退の一途というビジネスがあります。
前者は老舗といわれるところで、ブランドビジネスをしているところが多いです。後者は時代に流れに反応することなく、自分のスタイルを変えようとしないところになるかと思います。
同じビジネスの範疇でも、儲けるところとそうでないところの違いはどこか、端的に言えば、工夫をしているかどうかです。
ビジネスを盛んにしているところは、世の中の流れや、顧客の嗜好をよく研究されています。不動産ビジネスにおいても、それは同じです。
一つの不動産事業から派生する事業へと、展開をしているところは儲けていると思います。同じことを同じスタイルでしているところは、価格競争の中に入っていきますから、忙しくても儲からなくなっていくのです。
工夫はトップ自らがしないといけません。それができない人はトップになる資格はなくなると思われます。指示命令するだけなら誰でもできます。その証拠に結果が出ていない企業は山ほどあります。
時代が求める社長像も変わってきているのです。会社の行く末を、トップの行動で計られるのが普通になる時代がくるように思います。 和合実