いつも通勤途上で見かける八百屋さんですが、早朝から絶え間なく客が入ってきます。ほとんどが箱売りです。買っているのは、 おそらく近所で、飲食店をしている人たちかなと思います。
食品を扱う現金商売ですから、不況にも強い商売です。昔取った杵柄で、勘が働くのですが、ここは申告所得は低めでも通ってしまうと感じます。
お店はお世辞にも、きれいとは言えません。昔ながらの店構えで、建物はバラックに近い状態です。昼間はたぶん早めに店を閉めていると思われます。ですから、税務署の目に付きにくいのです。
早朝、中央卸売市場に買出しに行き、そのまま店に品物を並べ、飲食店の人が材料の仕込みのため、この店に来るということかと思います。
お店の人は笑顔一つ見せないで、商売をしています。それでも客が来るというのは、安いからだと思います。店作りにお金をかけず、無駄なコストはかけない式の商売スタイルです。
こういう人はお金が貯まるのです。自宅は豪邸であろうと思います。 和合実