千三つ

不動産業界では、不動産取引が決まるのは、「千三つ(せんみつ)」とよく言われます。これは千件の案件を検討してその中で3つが 決まるということ(すなわち、0.3%)を表した言葉です。

実際、それに近いと感じます。中には3%以上の確率で決めているところもあるかもしれませんし、今では0.1%になっているといわれる業者さんもいます。

ですから、個人の方が10件程物件を見て、決まるのであれば、それは非常に高い確率でめぐり合ったということになります。

物件購入の判断基準として、今一番に条件を上げるとしましたら、私の場合、安定的な入居が見込めるかどうかです。

10年後の日本の賃貸市場は大きく変わっているような気がします。 和合実