高齢者向け住宅

高齢者向け賃貸住宅の話です。最近多くなってきているようですが、介護サービスのあるもの、ないもの、まちまちです。 全人口に占める高齢者の数も増えてきて、供給が追い付かないと、あるセミナーで言われていました。

本当にそれほど、高齢者住宅に入りたい人が多いのかと、疑問に感じるところもあります。

体が不自由になって、介護を受けないと生活ができない状況なら、介護サービス付きの住宅や施設に入るのは仕方ないことかもしれませんが、そうでないなら、個人的には高齢者住宅に住みたいとは思わないから、余計に疑問に思うわけです。

本題ですが、多くの人が高齢者住宅に入りますと、今まで住んでいた住居は売却に出すか、賃貸に出すか、そのまま空き家にするかですから、いずれにしても、住宅は余ってくることになります。

一般論ですが、地価は上昇傾向になっています。でも、需要と供給のバランスで考えますと、先のようなこともありますので、住宅価額の上昇はないのではないかと思える部分もあります。

政策的に地価を上げたとしましても、最終的には需給バランスで価額は推移していくように思えます。

短期的な見方と長期的な見方でも異なりますが、経済にとっては地価は徐々に上がるほうがいいです。さて、どう推移していくか、正直、先は見通せません。 和合実