先日、新聞に東京で中古ワンルームマンションの価額が上昇傾向と書かれていました。内容をよく読むと、東京都内では建築規制があって、 新築物件の供給が細っているということが原因のようです。
それで得心したことがあります。東京での売却物件情報をいただくのですが、価額や、物件内容、利回り等を考えますと、大阪では売れないと思える物件が、売れていっているのです。
なぜという思いがあったのですが、人口の流入と、晩婚化でワンルームの需要が多い東京は、大阪とはマーケットが違うと改めて感じました。
大阪地区では区分ワンルームを投資対象としないほうがいいと思っていますが、東京は別格かもしれません。
不動産はエリアの事情を無視して語れません。需給バランスを知らないと見方を誤ります。そういう意味で、一般論で語ることには限界があります。 和合実