３月になってから、土地を買いたい、あるいは収益物件を買いたいので情報が欲しいという文面のＦＡＸがよく流れてきています。 一度も面識があるわけではないのですが、名簿で調べて片っ端から送っておられるのだろうと思います。
購入は転売目的でなく、所有して収益をあげていきたいという思いのようです。これは何を意味しているかといいますと、そこへ融資をする銀行が後ろに控えているということです。
今年は不動産取引が例年以上に活発になると思われます。新聞記事にもありましたが、まず資金は株に流れ、値上がり益を得た企業や個人がゴルフ会員権、書画等にも投資対象として購入意欲を高め、不動産にも流れるということが書かれていました。
不動産投信や不動産株も徐々に上がって行っています。不動産に資金が向かいますと、収益物件の利回りは落ちていきますが、景気が上向いている中では、売買は成立するという流れが出てきます。
そうなるかどうかはまだわかりませんが、そういう動きになっていきそうだと思われる場合は、思うだけでなく、それに向けて実動していくことが必要です。
今年は参院議員選挙があります。私はそれ以降に、はっきりした流れができるのでがないかと思っています。 和合実
