先日、北海道に顧客の決済で行ってきました。今月はもう一度、顧客の決済があります。店舗物件では北海道に縁があるようです。
店舗物件の利回りはマンションに比べ、通常低くなります。それは、価額に占める土地の割合が高くなるためです。
私のお勧めしている店舗というのは、1敷地1テナント、ロードサイドの物件というのが基本だからです。
すなわち、店舗の面積はそれほど大きくありません。例えばコンビニを想像してもらえればわかると思います。
敷地500坪に店舗面積は50坪というような感じです。こういう物件は、手間もかかりませんし、建物にかける修繕費も大きくありません。
でも、購入するには融資はマンションほど簡単ではないですし、償却が少ないので、税引後のCFを黒字にするには自己資金も多くないと買えないというのが一般的です。
しかし、基本通りの物件はそうあるものではありませんので、そこからは若干ずれることもありますが、ずれることで利回りが高くなる物件があります。そこが狙い目になるわけです。
物件購入をフルローンで行うとすると、ハードルはかなり高くなってきます。そんな物件は滅多に出るものではありません。
実はここに面白みが隠れているのです。私はそれに気づいたのです。店舗ばかりを扱っていると、これまで見えていなかったことが見えてきます。
不動産投資家と言われている人の大部分はマンションやアパートへの投資と思います。それは融資をひくのに、そのほうが楽だからでもあります。
店舗の融資はハードルが高いので、参入障壁となっています。そこを突破することができた人だけが店舗を購入することができます。
私には所有するならマンションより、店舗のほうが向いていると感じています。これは持ってみて初めて実感できることかもしれません。 和合実