データが明かす利他の効果

先日、「利他の功し」を発刊したこともあって、面白いことを教えて頂きました。それは、利他を行えば、幸福度が増し、幸福度の高い社員は、そうでない社員より営業生産性が30%UPし、クリエイティビティが約3倍になるというデータがアメリカで発表されていたそうです。

「利他的な行動」が「自身の幸せ」を得る最も有効な手段であるようなのです。私は、仏教思想や自らの経験から、利他の効果を表現したのですが、科学的な検証の上で、このように言われるのは、なんともうれしいことです。

すなわち、利他を行えば、相手は幸せを感じ、自らも感じ、おまけに生産性まで上がるということです。反対に言いますと、会社の生産性や、創造性を高めたければ、社員の幸福度をあげればいいわけで、そのために、利他の行いを推奨すればいいわけです。これが具体的にできれば、会社にとっても有効になるということです。

情けは人の為ならずの諺も、利他の行いは、自らの幸せにつながることを示唆し、そのことを実証していたということです。 和合実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和合実