火災保険料は高くなっても長期で入るべき

昨今の自然災害の影響で、火災保険料はうなぎのぼりです。特に、台風や集中豪雨の影響で、浸水被害が大きいのです。火災保険を水害保険と、呼び方を変えないといけないくらいです。

自宅を購入するのに、銀行で住宅ローンを組む時も、必ず団信と火災保険には、ほぼ強制的に加入することになるでしょう?

以前なら、住宅ローンの借入期間が30年なら、30年の火災保険を一括で保険料を支払わされていました。今は、それができなくなっています。最長、火災保険は10年、地震保険は5年に短縮されています。

それは、年々自然災害が増加傾向で、そのため保険料が毎年上がっていくと予想され、保険会社は長期で保険を受けると、損をする可能性があるためです。30年一括で支払わないといけないときは、なぜ一括で支払わないといけないのかと文句も言いたくなりましたが、今から思うとそうしておいてよかったと思えます。

実際、私も自宅の台風被害の時、一括保険料以上の保険金がおりましたから、得した気分です。保険料は高くなっても、自然災害にいつ襲われるかわかりませんから、入っておくに越したことはないと思います。ただ、保険のかけ方には工夫があってもよいと思っています。  和合実