金価格上昇中

ここ数年、金価格が急激に上昇中です。今日の金のインゴット(延べ板)の業者売値は1グラム当たり9,456円です。過去からの金価格の推移を見てみますと、20年前の2003年4月は約1,500円、10年前の2013年4月は5,000円弱です。ですから、20年前の約6から7倍、10年前の約2倍になっています。

近いうちに、1グラム1万円を超えてくると思われます。金の需要が世界的に高まっているからです。では10年先の金価格はどうなるのでしょうか?

10年後、日本円の価値をどうみますか?日本経済は成長しているでしょうか?その時、日本のGDPは世界で何番目でしょうか?一人当たり国民所得は、世界で何番目になっているでしょうか?

その時は、いまより円高でしょうか、それとも円安でしょうか?少子高齢化がますます進み、人口減が進んでいるとも思われますが、財政はどうなっていますでしょうか?

いろんなことを予測して答えを考えますと、円の相対的価値は下がっていくと感じます。そうしますと、10年後の金価格が見えてくるのではないかと思います。和合実