日本の未来の憂鬱

昨年度のある生活実態調査(無作為で約4000人への聞き取り)で、「生活が苦しい」、あるいは、「生活が少し苦しい」と答えた人の割合が60%という調査結果に、日本の未来に悲観的な思いが出てきます。

特に食料品の値上げが何度も繰り返されていますから、家計を多少圧迫しているのは頷けますが、ここまで多くの人が苦しいと表現するのは、まさに日本の所得階層が変化してきて、一部の高所得者層と、その他大勢の低所得者層となってきて、中間層が少なくなってきている証拠かと思いました。

すなわち、以前の中間層と言われていた人たちが、低所得者層に落ちていっているのではないかと思われます。

しかし、街の中には高級車がたくさん走っていますし、億ションが飛ぶように売れているというようなニュースも聞きますから、一方では高所得者も増えているのも事実です。

高齢化と人口減少とともに、収益不動産を持っていても、借金が多いといつ何時資金ショートして失敗するかもしれませんから、没落しないように気を付けてください。  和合実