HOME’S 不動産投資専門サイトをご存知ですか?

 皆さんは物件情報をどこから仕入れておられますか?今日はネットで物件情報を入手するための、不動産投資専門サイトをご紹介します。ここです。 http://toushi.homes.co.jp/ 9/4に全面リニューアルされ、よりわかりやすくなっています。不動産に慣れていない人は、専門用語の意味がわからなくて困ることも多いのではないでしょうか?このサイトには、不動産専門用語の解説もあります。また、エリアごとの家賃相場を調べることもできます。このあたりは特に活用できますよ。

 エリアは全国をカバーしています。ですから、地方都市の物件の収益性も知ることができます。また物件種類も多く、自分の指定した条件で、物件を探すこともできます。たとえば、地域・価額帯・表面利回り・駅からの時間・築年数・構造・物件種類等です。条件を絞れば絞るほど、表示される物件は少なくなります。もし気に入る物件が出てきましたら、お気に入りリストに入れて、後ほど他の物件と比較することもできます。

 早速、私の目にかなう物件があるかどうか、条件を絞って探してみました。いくつかでてきました。でも事前に知りたい情報が載っていません。どんな情報かといいますと、①現状の空室率、②適法物件かどうか、③固定資産税評価額等です。①と②の情報は、ここに物件を掲載している不動産仲介業者にとっては、掲載したくないことかもしれません。なぜなら、興味をもっていただける購入見込み客を減らすことになるからです。でも、見る側からしますと、ぜひとも①②は教えて欲しい情報です。それは物件の良し悪しを判断する必須項目だからです。

 サイトの運営には費用がかかります。その費用の捻出方法は、物件掲載業者からの掲載料だと思われます。ですから、わかっていても、サイト運営会社もそこまで言えないのかもしれませんね。でも良心的なサイトとして運営していこうと思っているなら、先の項目は掲載条件にすべきだと、私は思います。なぜなら、購入者のほとんどが素人であるからです。違法建築物かどうかは、なかなか素人にはわかりません。不動産投資のサイトの良し悪しは、情報開示が十分できているかどうかも重要な要素ですね。

 ということで、私の興味をそそった物件は、よく見ると違法建築物でした。残念ながら、私の目に適う物件は、今回ありませんでした。私は私なりの判断基準を持っています。人が良くないといっても、いいと判断する物件もあります。違法建築物にも、中には面白いと思う物件もあります。その判断基準に適うときは、違法物件でも購入してもいいと思っています。 でもそこにあるリスクを取る覚悟がないといけないことはいうまでもありませんね。

 ということで、特に、これから不動産投資を始める人には、いろいろ勉強になるサイトだと思います。有効に活用されてみてはいかがでしょうか?  和合 実