物件取得を検討している人は、早く答を出さないと良い物件は取得できません。2~3年前とは大違いです。でもじっくり検討することも必要ではありますが、 問題点をすばやく見抜いて、解決できるかどうかを判断し、できると見れば買付を入れるぐらいでないと、競合に勝てません。
今では指値の通らない場合が多いのです。指値をするなら、「指した金額で買えないのなら諦める」という気持ちを持合わせる必要があります。そうでない場合、買い損ねて後悔するというケースが往々にしてあります。売主と買主の駆引きは、他に買主がいる場合、売主優位です。要はご自身で納得できる価額はいくらかをご自身で出すことです。もし売主の売却希望額が今より5百万円高い場合に、値切りが4百万円では意味がありませんね。
過去の不動産投資関連本に書かれている指値の仕方では、今は通用しません。時代が変わってしまったのです。一番困られるのは、そのことに気づいていない買主さんです。たとえ買わなくても、すばやく判断をする人のところに情報は流れていきます。最近業者さんから情報が来なくなったと感じている人がいましたら、その辺に問題がなかったか振り返ってみる必要があるかもしれませんよ。和合実