持家率

 3月は決算月で成果の締めや、人事異動で職場の変わる人の送別会や4月からの新事業年度がスムーズにスタート切れるようにと、 私自身もその整理と新たな構想への準備で忙しくしていました。3月決算の企業に勤めるサラリーマンの方なら、皆さん同じような感じではありませんか?

 今日は持家率についてのお話です。2005年国勢調査の結果分析から全国、首都圏、近畿圏の持家率を㈱長谷工総合研究所発行の月刊誌CRI(4月号)に発表している。1995年を底に、分譲マンションの大量供給、低金利、住宅税制等が効を奏し、積極的に行われたと分析している。年齢階層別に見ると、25歳~34歳の上昇が目立つとのこと。

全国:  1995年60.7%  2005年62.8%

首都圏:1995年52.4%  2005年57.4%

近畿圏:1995年57.2%  2005年61.8%

持家率は上昇しています。人口が減っていくとますます持家率は上昇します。そうしますと貸家の空室率も上昇するといえそうです。  和合 実

追伸:今回の「トレジャー発見勉強会スペシャル講義」についての質問にお応えします。あまり詳しく知らせていませんでした。申し訳ありません。でもあまり詳しく知らせていないことに意味もありました。それは今回何故限定10名なのか、ということにも関係します。では少し踏み込んでお話しますと、今回は今までにない講義内容の深さと、参加していただいた方には、多くの人が気づききれていない物件の見方がある面において、数字ではっきりわかる内容となっています。(実は私も勘ではわかっていても、それが数字で裏付けられるとは考えが及びませんでした。)この見方がわかれば、ある意味大手の仲介会社の社員でも知らないことまで理解できることになると思います(実際、私が複数の仲介業者さんに質問して、明快な答えのいただけなかったことからもそのことがわかるのです。)。私自身、価値の高い内容と思っていますので、今回はお話しても、以降はしゃべらない部分もあると思っています。勉強会をやるなら少人数で、その価値のわかって頂ける方々だけのクローズドな勉強会をしたいとの私の意向で、企画の方と決めさせていただきました。でもその内容は実践する気のない人や物件を持たない会社員の人には必要ない知識でもあります。前回書きました必要のない人もいますとはそういう意味です。以上です。

ご質問下さった方々へ・・・こんな感じの回答でご勘弁下さい。 和合実