国土交通省は3/22に本年1月1日時点の公示地価を発表しました。今回は顕著に地価の2極化がはっきりでました。 三大都市圏の商業地の上昇率は40%を超えています。一方、地方の住宅地の地価は下落していました。歯止めがかからない状況です。全国第一位の高額地価は東京銀座の山野楽器銀座ビルで㎡単価は3,060万円です。坪単価はなんと10,115万円です。1億円を超えています。実勢価額がどれぐらいか知りませんが、公示地価の2倍をくだらない商業地も多く見られますので、ここもそうかもしれませんね。3/23の日経新聞朝刊によると、福岡や仙台でも中心部の商業地は2桁の上昇と書いてありました。また「局所バブル」という言葉がでています。都内では路線価の3倍取引というのが1年前にあり、それは高値買いといわれていましたが、今では6倍取引も出ているようです。公示地価の土地鑑定委員会の委員長が異例のコメントを出しました。「1/1以降も(地価上昇が)続いていくとの予測を示すものではない」というコメントです。これは何を意味するのか考えないといけません。それから相続税対策を考えている人は、この公示地価情報からどうすればよいのかを考えるのもいいと思います。情報は受け手によってしその価値が変わります。どうすればメリットを享受できるか、私の勉強会に出席された方は、もうお分かりですね?和合 実
【追 伸】 新刊を出しましてから、著書の最終ページ(著者紹介ページ)にメールアドレスを記載しましたので、読んで頂いたご感想をくださったり、礼状や励ましのお言葉を頂いたりします。ありがとうございます。できるだけ返信を致しますが、すべての方に個別に返信するのことはできないかもしれません。ご容赦くださいね。それから個人的質問にはWIN-WINの関係にならない場合、返信いたしておりませんのでご了承願います。 和合