物件をあまり見ていない方は利回り中心に物件価値を判断されている人が多い。私と頻繁に会っていただくと、 耳で聞いて頭で「そんなものか」と感じるだけの人も、実際に私と一緒に物件を見に行き、説明をしてあげますとなるほどとより理解が深まり、私の言っている「不動産の見方」の意味するところを体得されていきます。そうすると見方が変わってきて、不動産がますます面白いものになったり、あるいは不動産に関連する事項に今までにない興味をもたれます。ある人は、「それが相乗効果となって物件を見る目が養われていく」と言われていました。不動産には全く同じなものはありません。物件選びは比較の上で決めることになります。そのためにも数多く見るということが必要になるのです。見方が変わると、物件の将来価値が見えてくることもあります。その将来価値に投資をするというのが、利回り一辺倒でない見方の一つということになろうかと思います。和合 実
2月 28