通常問題あり物件には、広告内でその問題が何であるか掲示はしません。売買の話が詰まってきてから「実は・・・」ときます。 問題がなければ買いたいとします。その問題点を確認し、解決できるときは買い、解決が困難な場合は買わない。これが基本です。解決能力は人によって違います。仮にそれがネックで買手が現れず、売主が換金を急いでいる場合は値段は下がります。それに後日その問題が解決しますと、問題あり物件はベッピン物件に変身します。ですから不動産との付き合いが長くなると、この手の物件に目がいきます。結果的にお買い得物件ということになるのです。反対に誰が見ても、もう少し利回りさえ良ければ言うことなしのベッピンな物件は、手の加えようがなく時間とともに衰退していくこともあります。これはこれで問題です。でも好まれるのは見た目のいいこちらですね。すなわち手を加える労と知恵を惜しまず、前向きに不動産と付き合うことが、いい物件を手に入れることになるといえるのではないでしょうか? 和合実
1月 22