日本の家計資産額を見て思うこと

H19.1.1日経朝刊  日本の家計の純資産は合計2082兆円。金融資産は1433兆円で、土地、住宅等が1010兆円(2004年末)という記事が掲載された。 家計の純資産は1980年は今の半分以下。ピークはバブル期の2480兆円。家計の純資産で見ると国連レポートでは日本はアメリカについで世界第2位(2000年時点)。一人当たりで見ると日本は約2000万円で世界第一位。でも自分が裕福と感じている人の数は多くはない。将来不安を抱える人が逆に多くなっている。その理由として二つ思いつきました。一つは貧富の差が大きくなり、資産が富裕層に集中し、資産家の絶対数が少ないのかも知れない。もう一つの理由はその資産をうまく運用できていないのかもしれない。前者に対しては解決策は考える術はないが、後者には打つ手があります。

たとえば、東京の都心部に戸建て住宅を持っていて、時価が仮に1億円であったとしても、そこにただ住んでいるだけでは収入が伴わないと裕福感は生まれてこない。これをどうするかを私は数年前より関西において、ある提案をしてきました。それはライフスタイルの改革提案といってもよい。それはビジネスですが、東京にはもっと大きなそのビジネスチャンスがあると感じています。それを東京で実践することが今後の私の課題かなと考えているところです。 和合 実