雨の日に想う

 今日は不動産とまったく関係ないことを書きます。この1週間、風邪を引いて、体が熱っぽくちょっとつらい思いをしましたが、やっと回復してきました。外は久しぶりの雨、 出かける予定もなく家でのんびりしています。10月に入り、今年もあと3ヶ月、1年があっという間に過ぎていきます。時間の流れの速さに少し抵抗して、一日一日を充実させる生き方を実践していこうと思っているところです。 窓の外を眺めますと、いまだにバラの花が咲いています。まだつぼみを膨らませている茎もあり、かなり生命力のあるバラの木と感心してしまいます。今年はぶどうの木が害虫に侵され、実のなる前に枯れてしまいました。ミニトマトも9月初旬まで毎週20個以上の実をつけてくれていましたが、その役目を終えてか枯れてきました。これらを見ていてセンチメンタルになるわけではありませんが、人生と重ね合わさるところもあると感じています。人それぞれに宿命があり、人生さまざまでしょうが、どのような状況にあっても、めげることなく、明るく前向きに生きることが次につながると、強く感じています。私も今日まで何度もめげそうになる場面に遭遇してきましたが、振り返りますといつもそれは今の自分の肥やしになっていると思えるのです。いっときの良し悪しも、人生のほんのひとコマです。長い目で見ますと、過去の大きな悩みも、小さなものに変わります。私には「自分もそうなりたい」という憧れの人物像があります。それは地位・名誉のある人でもなく、権力者やお金持ちでもなく、有名人でもなく、仕事のできる人でもありません。その人物像とは懐が深い・器が大きいと感じる人、人のできないことをやった人、利他の人です。そんな憧れの人物像に近づいていくのが私の人生の目標でもあります。みなさんはどんな人に憧れますか? 和合 実