私はビジネスの中で、二つの顔を使い分けています。一つは和合実としての顔、もう一つは本名としての顔です。不動産ビジネスで本名しか名乗らないケースもあります。初対面の人には、私が
和合実であることは言いません。不動産知識に関して、私が知っていることも知らないふりをして、相手から教えを請います。その方がうまく話が進むこともあるからです。
先日も実需の不動産取引で、そのエリアでは強いと言われている仲介会社に出向き、仲介協力の依頼をしてきました。私自身、すべての不動産に通じているわけではありませんから、任せる方がよいと判断すれば、謙虚に意見を聞き、またそれを受け入れます。
いつか和合実とわかるときが来るかもしれませんが、そのとき印象が悪くならないように気をつけています。どちらも私であることに変りはありませんが、名前が変ることでの相手の受け止め方の違いを感じています。このことを通じ、特に初対面のときは、自然体で話をするのがいいと感じる次第です。和合実