先週は物件案内が続きました。物件の見方は人それぞれで、私も参考になります。私が物件説明をするとき、通常客観的にみた印象をお話します。いい点、悪い点を両方述べます。判断
をするのは、顧客であると思っているからです。物件選定は総合評価で、比較の中で決めるしかないのです。すべての条件を満足する物件に巡り合うことはまれです。
実際、私が購入している物件もそうです。100%満足したから購入しているわけではありません。70~80点あれば十分なのです。それ以上求めますと、物件は買えません。
最後は好きか嫌いかに尽きます。好きになってあげないと物件もかわいそうです。好きになれば手を掛けたくなります。かわいがって育てていく感覚です。これがなければ、不動産好きとは言えないと思っています。
マネーゲームとしての不動産所有は、私の流儀ではありません。自分を助けてくれるのが不動産と思っていますので、愛情を持って接しています。たとえいずれの日にか手放すことがあったとしても、別嬪にして送り出したいと考えています。
そんな感覚が和合実の不動産所有法です。 和合実