8/13、中堅デベロッパーのアーバンコーポレイションが、民事再生法を申請しました。負債総額は2558億円、上場企業で今年最大とのこと。外資系ファンドから資金調達をしていて、
業績を急拡大させていましたが、不動産市況の低迷で経営が悪化、信用力が低下し資金繰りに行き詰ったようです。
7/8に、ゼファーが負債総額949億円を抱えて民事再生法を申請したとのニュースが出て約1ヶ月、どうも不動産市況は下がり傾向に歯止めがかからない気配を感じます。
これらの企業業績の悪化は、氷山の一角で、業界全体が悪くなっているようです。また取引先の建設会社にも影響が出そうな雰囲気です。融資をしている銀行の収益は落ち、中間決算で赤字を計上する銀行も増加傾向にあります。
雇用不安や失業問題、貸し倒れや景気の低迷と悪材料は続きます。世の中、嫌なムードになってきています。今後の不動産市況から目が離せない状況です。 和合実