今、検討すべき物件

 表面利回り10%超だから、という理由だけでよい物件というわけではないことは、これまで再三申し上げてきたことですから、特に私の勉強会に参加された方々にはご理解いただけていると 

思うのですが、いかがでしょうか?

 物件の構造には、RC造、鉄骨造、軽量鉄骨造、木造などがあります。それぞれ税務上の耐用年数は異なります。

 概ね、この各々の耐用年数から、経過年数を差引いた残存耐用年数に応じて、融資期間が決められています。ですから、築年数が同じであれば、先の順番で融資期間が長くなります。

 そのため、RC造にこだわる人が多いのも事実です。しかし、今、市場に出てきている物件には築年数の新しい物件が多くなってきていますので、残存耐用年数が20年以上ある物件であれば、構造にあまりこだわることもないように思えるところもあります。

 たとえば、木造アパートなどは、土地の割合が比較的大きく、また維持管理費や、資産性の維持、出口を考えた場合、RC造より良い場合もあるわけです。また、グロスの金額が小さいことで大きな借金に抵抗感のある人にとっては、検討しやすい物件と言えなくもありません。

 今の時期、自分に合った物件を選ぶチャンスが出てきていますので、RC造にこだわらなくとも、融資期間の取れる物件であれば、S造や木造にも目を向ければいいということです。

 来月には、そういう物件をご紹介できると思っています。関西の方で、1億円以下で、融資期間20年以上のワンルーム一棟物件にご興味のある人は、直接私にメールを下さい。特に、勉強会参加者には優先でご紹介いたします。 和合実