3月決算の企業では、10月は下半期のスタート月です。上半期は不動産市場にとっては売主には逆風でしたね。下半期はその流れを変えることができるか、注目していきたいと思って
います。
見方を変えれば、買主には追い風であったのです。でも、金融引締めで融資が付かないケースも見受けられました。この流れは、当面続くと思います。そのため、融資条件付の契約を、売主は敬遠してくると思えます。
10月の固定金利は若干ではありますが、上昇傾向に転じました。こちらも今後どのように動くのか気になります。
買主にとって、買い安心につながるすべての条件が満たされることは、そうありません。総合判断で、物件購入を見極めるしかないと思っています。 和合実