先日、築10年経過の木造アパート物件を見せていただきました。これは売り物件ではありません。デベロッパーさんが賃貸目的で所有する物件です。入居率は、98%以上
とのことで、退去があっても、すぐに次の入居者が決まるスグレモノです。
築年数が経過しても、見た目の古さを感じさせない外観デザインで、家賃は下がっていません。むしろ、近隣の新築と比べても高いぐらいです。この物件は高い収益性を維持できているのです。
木造アパート物件といいますと、アパートメーカーの物件を思い浮かべますが、それとは一線を画しています。手放したくならない物件であることがわかります。
アパートメーカーの物件は、古くなるほどにその古さをそのまま感じさせ、家賃の下がるのも致し方なしと思えます。そこがこの物件との大きな違いです。
償却仕切っても収益を生む木造アパート物件。私もこのような物件なら所有を考えたくなります。
不動産投資計画書で検討しても、面白いことがわかりました。融資の問題を解決できれば、こういう木造物件は検討に値しますね。 和合実