3月に入っても優良物件の出物が少なかったのですが、そのわけは私の予想通りであるかもしれません。4月以降、具体的に銀行の債権回収が始まる兆しとも
受け取れる相談が2行の銀行からありました。
内々で取引先に収益物件を処分させたいというものです。まず、物件価額を査定し、その上でオープンにしないで売却先を探してほしいという依頼です。
本業の赤字で、返済遅延が起きているのです。ほっておけば、要管理債権になるので、銀行としては残債を一括返済させたいのです。
新事業年度に入ると、ますますこの手の話は増えてくるのではないかと思っています。 和合実