先日、海外からの来客がありました。不動産について話をしますと、日本は恵まれているというのです。その理由は、日本スタイルの不動産投資が
自分の国でできるのであれば、ほとんどの国民がするというのです。
その人はオーストラリア人ですが、仕事は生活のために必要だからしている、いや、せざるを得ないからしているという考え方です。多くのオーストラリア人は人生を楽しむことを第一に考えているため、労働時間はできるだけ少ない方がいいというのです。
フルローンで不動産取得ができた時期があったという話をしたとき、なぜ多くの人がしなかったのか信じられないというのです。
オーストラリアでは、個人がそれだけの資金借入できることはありえないようです。まして、それでキャッシュフローが回っているということが不思議と言っていました。
日本の金利事情を話しますと、「外国人にも日本の銀行は融資をするのか」という質問さえありました。
決して安い買物ではありませんし、リスクがないわけでもありませんが、収益不動産投資は魅力的と思えます。
国の事情で、収益不動産への見方は異なります。日本国内だけの事情で考えるのでなく、世界を意識しますと、もっと収益不動産に対する見方も変るかもしれませんよ。 和合実