審査待ちの気分

 物件購入を決めて、融資審査の依頼をし、結果が出るまでは、「期待と不安の入り混じった気持ち」と言われていた顧客のお話です。 

 私の感触では融資は問題なくいけると思っていましたが、ご本人には始めての融資でもあり、心配もあったようです。

 1週間を過ぎた頃から、変にそわそわするようになったとも言われていました。私も始めて融資をお願いしたときはそうであったなと、笑みがこぼれてしまいました。

 そして後日、融資承諾の知らせが来ました。しかし、融資条件に優遇はありませんでした。

  いくらよい物件でも、初めての取引では貸すほうも心配はあるものです。初めから、いい融資条件を得られなくとも、徐々に信用をつけていけばいいのです。

 そしていずれは銀行から、「どうぞ借りてください。」と、言われるようになることを目標に、地道な努力を重ねていくことが肝要かと思います。  和合実