先日、「先が見えなくなった」と嘆いている人がいました。この人が言われているのは、将来予測がしづらくなった ということです。それはそのとおりかもしれませんが、嘆いても仕方ありませんね。
今までの常識が、突然のように常識でなくなることが起きています。今の時代は、こだわらないことが求められていると思うのです。柔軟な発想で環境に自分を合わすことが必要です。それのできない人は、軋轢を生じたり、自信を失ったり、取り残されたりします。
予測できることは3ヶ月先ぐらいかもしれません。いやそれさえ難しいこともあるでしょう。ですから、予測は何度も修正し、変えればいいのだと思います。
私は3年後、5年後、10年後の自分の有り姿というものを想像しています。目標と言えるかもしれません。目標を達成するためのイメージは常に持っています。でも、いつも同じではありません。変わりますし、変えてもいます。
但し、時代がどう変わろうと、精一杯生きることには変わりはありません。どんなことも乗り切れると思っています。先を読むことが重要なのではなく、対応力が重要になってきているのだと思います。
不動産所有法も変わってきています。環境の変化に対応しないと運営もうまくいかなくなります。追い込まれないように、時間的金銭的余裕も必要なことだと感じます。 和合実