先日、複数棟収益不動産を所有されているAさんが、「借金は早く返した方がいい」、「見た目の利回りより、安定収益の見込 める物件がいい」と、思うようになってきた言われていました。
背景には、中古では修繕費関連の出費の嵩むことや、思うように空室が埋まらないこと、あるいは単なる儲けや所有欲から、こだわりが出てきたのかもしれません。
これは持って初めてわかることです。最初から借入無しで収益物件を買える人はごくごく稀です。ですから、こういう思いは経験からくるものなのです。
Aさんは自分で建てることや新築物件に魅力を感じておられます。物件に自分のこだわりを反映させたいという思いもあるようです。
「持てば変わる収益不動産への思い」ということかなと思います。 和合実