ある仲介会社の営業マンの方との話ですが、収益不動産は着実に動いていると言っていました。表に出ない物件が取引されているそうです。 これは水面下の動きとも言えます。オープンになった物件は動きが悪いのですが、反対にクローズドな物件情報は特定の有望顧客のところに提供されているのです。
私のところにも、同じようにクローズドな物件情報がきています。オープンにしないのは、それなりの理由があります。売主さんの事情はさまざまです。たとえば、「地主さん限定で情報を流してほしい」というものもあります。
物件により、ネゴに応じる物件とそうでない物件、売り急ぎとそうでない物件等、さまざまです。そういう物件を扱えるのは信頼があるからです。それをわかって、事情を斟酌しながら、取引を成立させるのが営業マンの腕の見せ所です。
これから、例年不動産が活発に動く3月末に向かいますが、まだ不動産市場では、はっきりした動きが出ていませんが、特定の銀行では融資に積極的になってきています。
寒さも今月がピークで、来月には春らしくなってきます。収益不動産にも春の陽気につられて、活発な動きが出てくることを願っています。 和合実
