財務省の発表によりますと、昨年末の国の借金が871.5兆円と発表されました。数字が大きすぎて、実感が湧きませんね。数字上だけの話のような 気になってしまいます。
国の借金額を人口で割りますと、国民一人当たりの借金がでます。それは約680万円になるそうです。知らない間にこんなに借金を背負わされているのです。
これは地方自治体の借金を除いての話です。借金のことは、『収益不動産所有の極意』で書きました。あの時からも、ますます増えています。こんな借金本当に返せるのかという疑問が強くなりました。よほど税収が上がらない限り、借金は減りません。
おかしいことは、いずれ現実の問題になります。このままだと、いずれ1000兆円という数字に達してしまいます。そのときに慌てても、後の祭です。
借金が返せないということになりますと、スーパーインフレになる可能性が出てきます。その時期がいつかはわかりません。わかっていることは、政府の無策で苦しむのは庶民です。
できるだけ早く、真剣にこの問題に取り組んでくれる政治家が現れて欲しいものです。 和合実
