面子にこだわって、言いにくいことを言葉にオブラートをかけて話ますと、互いに自分の都合で解釈するケースがあって、その結果、食い違いが発生して、 もっとはっきり言っておけばよかったという後悔につながるということもありえます。
また、思っていた方向と違う状況になった時は、自分に都合が悪くとも相手のことを考えて、事実を伝えることが必要です。
AとBは友人で、Aのビジネスチャンスを失わせたBの話があります。その理由は、BがAに良いことを言った手前、すぐには前言をひっくり返すことができなかったのです。
時間をかけて挽回していこうと思ってはいたようですが、時間が経過しても、それもできなく、最初の段階で面子にこだわらず、言いにくいことも言っておれば、迷惑をかけずに済んだという話です。
面子やプライドにこだわると、変な方向に向かうこともありますから、注意した方がいいですね。 和合実