最近、土地の価値が徒歩10分しか変わらなくても、大違いと言うようなことを感じることがよくあります。エリアによる相場の形成概念に変化が出ているような感じです。 以前ですと、あそこが幾らだから、ここは幾らぐらいと地域ごとに相場観があったのですが、それがその土地の個別的要素で、坪単価が数十万円上変わることもあるのです。
それに売り土地の供給の少ないエリアでは、高級住宅街並みの価額がついていることがあります。今はこれまで高級との概念のあるエリアの土地にお買い得感が出てきています。
現地を見てみないと、評価が難しくなっていますが、見る目があれば、割安観のある土地も見つけられるということです。
土地の価値は、利用する目的にもよって異なりますが、資産価値=利用価値となる傾向が強くなっていることは、間違いなさそうです。 和合実