不況が長引くと成果が上がらず、上司から檄を飛ばされる機会も増えて、つらい思いをしている営業マンも多いのではないかと思います。 そんな営業マンへのアドバイスをします。
こんなときこそ、営業手法を変えるチャンスなのです。今までと同じやり方で営業しても、それをする時間を伸ばしたからと言っても、結果に大きな変化はないでしょう?
こういうときは、自分の能力を高めるために時間を使うか、あるいは、人のお役に立つことをすることです。
後者の例を挙げますと、便所掃除を一生懸命していたら、営業成績が上がったという話を聞いたことはないでしょうか?便所掃除と営業成果は決して結びつかないのです。
私なりの解釈ですが、それは便所掃除は人の嫌がることの象徴だから、それをしたことのない者がすることで、その人の意識が変わり、人に接する場合も嫌なことを嫌と思わずできるようになるからだと思います。
風が吹けばおけやが儲かるという諺がありますが、これに通ずるところがあります。人様に喜んでもらうことを積極的に行っていくことで、また嫌なことから逃げず、率先してやってみることで、人から信頼され、この人になら任せてみようという気を人に起こさせるのです。
たとえそうならずとも、やってみることです。ダメもとです。でも、見る人は見ているということを忘れてはいけません。
植村花菜さんの「トイレの神様」という歌があるでしょう。女神様が微笑んで、ご褒美を下さることもあるかもです。 和合実