先日、購入しようかどうかと検討され、最後に見送られた顧客の話です。見送った理由をお聞きしましたら、気持ちが前に進まないという ことでした。
話を聞く内に、心の声を聞かれたのだと感じました。不動産は縁のものと、よく言いますが、他の人にとって良くても、この方にとってはそうではなかったということです。
私は後押しをすることがあっても、決して無理な購入をお勧めしません。それは後悔のもとになることであり、取り返しの付かない結果を招くことにもなるからです。
また、不動産との縁を大事に考えていますので、私がいいと思えた物件は、別に縁を持ってくれる人がいると思えるからです。
私自身が縁をつなぐわけですが、縁を呼び込むには、呼び込む力が必要です。それにはただ金儲けとして考えていたのではその力は付きません。それが何か、気付いた人は、いずれ思いの物件にご縁が持てることになると思います。 和合実
