銀行借入をするとき、どこの銀行でもいつでも貸してくれるという人は別にして、純資産が１億円（現預金５千万円）以下の人は、 何棟物件を所有したいのかで、借入れ順序を考えるほうがいいと思います。
どういうことかと言いますと、キャッシュフローをプラスになるようにしないといけませんが、金利だけでなく、融資期間、融資額を優先し、自己資金を温存して、次に供えるというのがいいと思います。
銀行は、自己資金が減ってきますと融資を渋ります。借入れできても、自己資金を多めにしないと貸してはくれません。
たとえば、今年１棟、来年１棟を購入するとします。今年購入物件については、自己資金を少なめにして、来年購入する物件に自己資金を多めに入れると借りやすくなります。
予定を立てていても、そうそう簡単に買いたい物件が見つかるとも限りませんから、思うように行くかどうかは別にして、買うための準備をどれだけしているかで、買えるかどうか決まるということを、知っていただけたらと思います。 和合実
