築浅物件でも魅力的とは言えない物件があります。なぜこんな物件を作るかと言えば、売ることだけを目的にしているとしか 思えません。鉄骨４階建て、５階建てで、専有面積は狭いのに家賃は高め設定で、その利回りから売却価額が設定されています。
いずれ家賃は下がり、入居率も悪くなることが容易に想定できます。今満室になっていること自体が不思議でなりません。ファンド物件の小型版のような感じです。
私にはそれをお勧め物件として紹介するわけにはいきません。ここ２年ほどは、いい売り物件がないと言われてきてましたが、その傾向は続いています。流通物件で良いと思えるものは本当に極少数です。
売るビジネスにおいて、儲け優先しては長くは続きません。ビジネスの基本は信頼されることです。購入する側も自分の利益だけを考えてはいけません。どちらも中庸の精神が必要と思えます。 和合実
