先日、金額帯や物件規模も変わらないのに、何故Aが良くてBが悪いのかと、業者さんに尋ねられました。私は自分自身の判断基準を持っていますが、 その方は持たないために、その違いがわからないのです。
判断基準とは、収益性、融資額、融資期間、キャッシュフロー、税務メリット、将来予測、安定性等々から、判断するわけです。
その説明を聞いても、なかなか自分のものとするには時間が掛かります。それは購入者、見込み客の感覚に触れながら、なるほどとわかるものなのです。
そこで私は、「一番勉強になるのは、自分で収益不動産を買ってみることです。そうすれば、肌でどんな物件がいいかわかりますよ。」とお答えしました。
持ってみてわかるのです。そのときの融資は、信用組合でなく、地銀か都銀にしないと意味がありません。私が良くないと言っている物件の融資の難しさが、そのとき肌で感じられるでしょう。 和合実