意識改革の必要性

時代も変わり、大阪市内中心部で異変が起こっています。ビルオーナーが困っているという話をよく耳にします。どういうことかと言いますと、 ここ数年でテナントが出たら、次が入らないという物件が増えてきているのです。特に古い物件ほど、その傾向が強いのですが、家賃単価はマンション以下です。

でも、ビルは設備の維持費用がマンションに比べ高いため、手元にお金が残らないです。借金のない人はいいのですが、借金がある人は大変な状況になっています。

そうかといって、大胆な手を打つことを嫌われる人が少なからずいますので、そういう方は没落する時代に入っています。これはビルだけでなく、マンションにも当てはまることです。

では、うまくいっている人はどういう人かと端的に言いますと、目先の利益に惑わされていない人です。

変化に敏感に対応していかないと、競争に負けてしまいます。昔の感覚では、平行線もしくは下降線です。執着が命取りになる時代であると感じています。 和合実