威勢のいい話

正月早々威勢のいい話を聞きました。こういう時代背景でも事業拡大を目指してやっていこうとされている人がいます。いつの時代も 人と同じことをしていたのでは、成功はないかもしれません。今の時代を、大方の見方に反してチャンスと見ている人も世の中にはいるのです。

そういう人は、無茶なことをしているかと言いますと、決してそうではありません。新規事業資金は、借入れすることなくされているのです。

リスクは最小限に押さえながら事業拡大を模索されているのです。決して楽観視してされているわけではないのです。事業内容を吟味した上でされているということです。

デフレのときは、借金を増やすより、減らす方がよいと言われますが、収益不動産の棟数を増やすため、借金が増えている人もいるでしょう。今だから良い条件で借りられるというメリットがあるからです。インフレの時では考えられない条件です。

借金をするのとしないのと、どちらが正しいと短絡的に断定はできません。借金の善悪は、その内容によりますし、返せる借金は悪くはありません。

成功した方が正しいとすれば、借金の有無に関係なく成功したら、どちらも正しいのです。 断定は仕切れないということかと思います。和合実