幸せの尺度

先日ブータン国王夫妻が、来日されましたときに紹介されていましたが、ブータンでは国民の幸福度をあげる政策を実行しているという話が ありましたね。GNPを上げる国づくりでなく、国民が幸せという気持ちを持てる国づくりを行うということです。

何を持って幸せを感じるかは、価値観で変わります。人間は幸せを求めます。幸せと感じる期間の長い人の人生が幸せなのでしょうね。。

たとえば、お金を幸せの尺度にしてしまうと、不幸が始まります。それにはきりがないからです。持てども持てども、満足感は出てきません。幾らあったら幸せかと聞くと、必ず今以上を望むからです。

幸せというのは、考え方次第でしょうから、今ある状態を幸せと感じることが、長い幸せにつながるように思えます。他人にどう思われようと、本人が幸せと感じていれば、幸せなわけです。

なかなかできるものではありませんが、どんな状況にあっても、プラスに解釈のできる人が幸せな人ではないかと思います。幸せな人は笑顔を絶やしませんね。

そういう人が私の身近にいます。その人を見ていますと、いつも笑顔で、周りにいい雰囲気を醸し出されているような気がします。
国単位で考えますと、笑顔の人の多い国が幸せな国かもしれません。

渋い顔の人と付き合うより、笑顔の人と付き合うほうが気持ちいいですね。私もできるだけ、笑顔でいようと思います。 和合実