懐かしい物件

もう20年以上前に私が関わった物件の前を通る機会がありました。当時はまだ知識も十分でなかったため、随分苦労をした思い出が蘇ってきました。 わからないなりに、顧客の要望に応えようと日々奮闘していました。今でも当時の関係者の方々を覚えています。

そのメーンバーの半数とは今も付き合いがあります。その方々には、その後も随分お世話になりました。

「若いときの苦労は買ってでもせよ」との先人の教えはその通りだと思えます。教えを請うのは恥ずかしいことではなく、教えを請うのに頭を下げられない方が恥ずかしいことです。

若くてもプライドだけは一人前の人も見かけますが、そういう人は40代50代になっても、仕事で信頼されることはないように思います。

私も新たな挑戦の連続で、失敗もたくさんしたことで鍛えられました。今思えば、あのときがスタートでした。そんな懐かしい物件は今もすこぶる健在でした。 和合実