なぜと言われても・・・

土地の値打ちを判断するときに、エリア、面積、金額、駅からの距離等を勘案して、値踏みをするわけですが、時には規定の条件外でも いいと思える土地があります。

そのイレギュラーがなぜいいのかは、経験しないとわからない点でもあります。その理由が理解できたとしても、そういうイレギュラーは探そうとして探せるものではありません。

場数を踏んで、感覚的に磨いていくものなのです。これが勘というものです。エリアの事情を知るだけでなく、ビジネスになるかどうか、まず勘で判断するのです。細かい検証は、それからです。

この勘が働くかどうかで、成果に大きく影響を与えます。鋭い勘を身に付けるには、
時間もかかりますが、身に付けば、チャンスは広がります。

それを理屈で教えることは簡単ではありません。肌で感じて欲しい部分です。

これは私のところに来ている不動産素人社員が、初成果に向け、悪戦苦闘している状況を物語っています。不動産ビジネスは、理屈では難しくないのですが、成果を出すには簡単ではないということです。 和合実